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タイトル名 |
101 |
レビュワー |
はち-ご=さん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2009-08-20 04:33:35 |
変更日時 |
2009-08-20 04:33:35 |
レビュー内容 |
妻投稿■101匹わんちゃんは、うちらのルームシェアで食事の後にみんな(旦那と私を含めて大半が知的障害者、自閉症の20代)で見るのに最適な映画。日本中の障害者施設、児童館、デパートのよい子の広場に備え付けてある「家や映画館以外の場所で見ることの多い地域アニメ映画」としてさりげなく愛されている作品なんで、どうリメイクするのかなと思っていましたが・・・・さすがよくわかっていらっしゃいます。■まず作品の色。この映画は犬の演技を最大限に生かすため色を重要視しています。ダルメシアンのブチブチが似合う背景はやっぱり寒そうなイギリスですよね。白と黒って外気の寒さの中では寒く感じ、屋内の暖かいところでは暖かく感じるそうです。「寒いところから暖かいところに帰らなくっちゃ」ってのが言葉を喋れないかわりに表現されてて、おかげで結構わんちゃんに感情移入してしまいました。■それから最初に登場する魔女の非道ぶりとその魔女に対しピンチシーンなしにかわいい動物がお仕置きするシーン。これはまさに「お母さん公認のセガール映画」だと思います。人が面白半分に殺される娯楽映画が大嫌いな人(でも悪い奴を痛めつけるのは好きな人)にとって、動物のウンチは格好のアイテムではないでしょうか。あのラストの悪女の運命は「最高」に悲惨すぎます。■「かわいい!抱きしめて温めてあげたい(変な意味じゃなく)」という感情と「やっちまえー」というセガール的感情、そして「たくさんの人と見られて楽しい」という感情が持てる映画。その感情を現代的パトカーとゲームというキーワードで「現代」をアピールしながらも、継承させていこうというスタッフの気持はよくわかりあした。9点!!! |
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