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タイトル名 |
手紙(2006) |
レビュワー |
すべからさん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2008-06-07 23:38:38 |
変更日時 |
2008-06-08 02:05:45 |
レビュー内容 |
原作未読です。ストーリーがシリアスなのに、しょっぱなのシーンからなんとも安っぽい(もみあってるうちにナイフが刺さっちゃって人が死ぬってパターンは、いい加減やめてほしい。「またそれか」と笑ってしまう)。 そして、次々と押し寄せるご都合主義的な展開と、安いテレビドラマに出てくるような判を押したような深みのない登場人物達(ツンデレ要次、暇人会長、お嬢様と手切れ金をちらつかせる金持ちパパなど)にげんなりして、途中で断念しそうになりました。 前の彼女をあきらめた主人公も、散々邪険にしていた子が、代わりに手紙を書いてくれたことがわかった瞬間に「これからは俺がお前を守る!」って、オイ・・・。 しかし、最後の手紙あたりから気合いが入ってきて、ラスト近辺ではタマテツの力か、ちょいと感動してしまいました(オダカズの曲が流れて笑いそうになったが)。もっと全編にわたって気合いを入れてほしかったですね。まぁ、この物語の主人公はモテなかったらもっと悲惨な人生を送ったことは間違いないんですが。(意図不明な関西弁を操り、何の説明もなく姿をガラリと変えるが)天使のような娘に一方的に惚れられるって、それだけで十分な幸せものじゃねーか。ある種のファンタジーですね。 |
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