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タイトル名 |
宇宙戦争(2005) |
レビュワー |
黒猫クックさん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2008-08-06 22:18:09 |
変更日時 |
2010-04-25 18:38:41 |
レビュー内容 |
アメリカ人のほとんどが宇宙戦争の最後を知っているわけで、オチははじめから重視されていないでしょう。それでもリメイクされるのは2000年以降の流行はオチや謎を重視しない作品で、単なるだましよりも日常にちかい意外性のない物を題材にする映画が増えているように思います。
表現力の向上で、リメイクや原作物にこういった部分の自然さを引き出すことができるようになったんでしょうか。どんでん返しやだましオチが無い分、深く追体験できて自分のためになりそうな話であることが非常に好印象でした。
そんなわけ無いでしょ、っていうどんでん返しや騙しではなく、普通の人が映画の中に巻き込まれるような作品であることの良さが際だっていました。お約束の農家のシーンは、恐怖に負けた普通の人なのか元々おかしな人だったのか、こんなことがなければこんなことにはならなかったであろう、一農夫が普通の親子に見せる恐怖はやはり一番の見せ所か。
とにかくあきらめない、ということを普通視点で描く。そこが凄い。 |
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