|
タイトル名 |
ハイランダー/悪魔の戦士 |
レビュワー |
黒猫クックさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2010-04-08 23:33:07 |
変更日時 |
2010-04-08 23:34:37 |
レビュー内容 |
子供の頃始めて見たとき、素直に面白いと思った。
本当の目的がよく分からないのに、目の前の義務に追い立てられる、逃げ場のない感覚が今でも頭にこびりついている。その義務は相手を一人残らず殺すことであり、そのことから逃れたいという気持ちを感じる暇がないのは仇役、クルガンのキャラ造形によるものだった。良くできている。
それが一番大きいのは間違いないがはるか昔、剣と剣がぶつかり合うとき飛び散る火花や合戦の風景、剣そのもの、様々な魅力にとりつかれて何度も見たのを急に思い出した。何年か前もう一度観たとき、子供の頃感じたおもしろさを感じ取ることが出来なかった。
しかしあの時、何度観ても飽きることが出来なかったのは事実だ。大人になって子供の映画をおもしろがれないことよりも、子供のときその映画を芯まで楽しんだ記憶のほうがきっと大事だろうと思う。だからハイランダーは実際の出来より良い映画に観えてしまうがそれで良いとも思う。 |
|
黒猫クック さんの 最近のクチコミ・感想
ハイランダー/悪魔の戦士のレビュー一覧を見る
|