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タイトル名 |
ブレードランナー |
レビュワー |
黒猫クックさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2008-10-05 08:15:52 |
変更日時 |
2008-10-05 08:36:28 |
レビュー内容 |
これ撮り直してます?っていうくらい映像綺麗。 この年代の映画は金がかかりまくっているので逆に実写の限界が見えてしまう感じです。 飛ぶ車とかもワイヤーでつるされた物の物理法則がわかるから何となくリアルに見えるんですが、実際は錯覚ですからね。ホントに浮いてる物を物理演算すると見たことのない物が逆にリアルに見えないという錯覚がCG臭いとなってしまう。 物理演算されたCGIとワイヤーの実写の違いが明確になるのがちょっとおもしろいです。 こういう部分ではトータルリコールもブルーレイでリマスターされると印象変わるんでしょうかね。
それにしても10年くらい前初めて見たときは、アクションシーンのおとなしさが全然気にならなかったんですが、今見ると迫力皆無ですね・・・ 主人公が弱すぎて攻防になってないんですよ。敵に「ボコボコにしちゃったけどとどめ刺さないから後10秒後に反撃してね」と言われてる的なやりとりに見えてしまって残念。
攻防やアクションのことは時代を考えれば仕方ないですね。 やっぱりこの映画で重要なのはあの雰囲気。 雨が降っていて夜。建築や機械のデザインの様式などはかなりグッときます。 さすがに内装はそれはどうかなって言う感じですが、全体に作り出された雰囲気は秀逸。 ラストは公開版って思わせぶりなだけじゃないですかねっておもうんですがどうでしょうか。 素人が想像したってたいしたオチなんか考えつかないから、きちんと作り込んでからラストシーンを編集してくださいってかんじがします。80年代の悪い癖です。 |
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