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タイトル名 |
アンドリューNDR114 |
レビュワー |
黒猫クックさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2010-03-21 13:55:54 |
変更日時 |
2010-03-21 13:55:54 |
レビュー内容 |
なかなか面白い。アシモフファンならもう少しだけいろいろ楽しめると思う。
原案がアシモフのロボットモノなだけあり、設定にどっしりとした安定感がある。これが不思議な印象を引き出しているんじゃないだろうか。純粋な映画的設定であればむやみに二転三転したあげく、サスペンス的な要素まで入ってくるんだろうけど、ロボットの立ち位置がずれない。SF映画なのになんつう違和感か。
そういところも意外性高く楽しめたけどしかし、映画なんだからもうちょっと移り変わりの表現は何とかならなかったのか。なんかテレビムービーっぽい印象がある。突然ハイ変わりました的な直球表現にも妙な違和感を感じた。
妙に素っ気なく、テーマは大きい。この感覚は何だろうかとおもうとアシモフだ。それも早川文庫の翻訳版。万が一この妙な味わいが意図的に作られたものだとすると心憎いとも思える。未読作品の原書を読んでみたくなる。 |
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