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タイトル名 |
天使と悪魔 |
レビュワー |
オニール大佐さん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2009-05-27 18:33:13 |
変更日時 |
2009-05-27 18:33:13 |
レビュー内容 |
前作も劇場で見たが、わかりにくかったという事しか憶えていない。本作は意外とわかりやすいという評判だったので肩の力を抜いて見に行ったが、なるほど、評判通りでした。ただそれは見ている最中ではなく、鑑賞後の話。頭の中で構成を整理したら「な~んだ」という言葉が出ました。専門用語やパズル要素、宗教の話などをそこらじゅうに散りばめる事で、単純明快な話を複雑にして見せているといった印象です。ただこれは悪い意味ではないです。こういった話は小難しいだけでもダメだし、単純なだけでもダメ。両方をしっかり取り入れた事と、長い尺を感じさせない作りは評価して良いと思います。そしてこの映画はとにかく雰囲気が抜群でした。見ている側からすれば素人を一人入れてもらえると入っていきやすいんだけど、それだとどうしてもコメディ要素が必要になってくる。プロだけで簡単にどんどん謎を解いていくのは観客を置き去りにしているとも言えるが、逆に言えば統一した空気をしっかり作ったとも言える。そしてこの単純明快な話を盛り上げた最大のパワーは音楽。とてもいい仕事をしていました。素晴らしかったです。オニデミー音楽賞受賞です。おめでとう!内容は1週間もすれば忘れるだろうけど、音楽はしばらく忘れません! |
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