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タイトル名 |
刑事ジョン・ブック/目撃者 |
レビュワー |
hum7en-j%:?#?さん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2008-07-30 18:46:01 |
変更日時 |
2008-07-30 18:46:01 |
レビュー内容 |
事件の目撃者となった少年を守るため、刑事ジョン・ブックが奮闘する!…という単純娯楽サスペンスかと思いきや、中盤からはそうでもありません。アーミッシュという前近代的な生活を営む人々が絡んできます。多くの日本人がそうであるように、自分もこの映画ではじめてアーミッシュを知りましたが、アーミッシュののどかな生活描写の部分は、個人的には好きでした。ただ、恋愛メインにしてしまうと、異文化間の禁じられた恋愛という、いかにもソソるシチュエーションを描くために、アーミッシュという物珍しい題材をとりあげたのだとも勘ぐられかねません。最後に二人が結ばれないのは当然として、個人的には、もう少し恋愛描写を抑えて欲しかったです。サスペンス部分に関しては、序盤は言う事なしですね。少年が事件を目撃するトイレのシーンなんかはすごく引き込まれました。ただ、主人公がアーミッシュの村で生活した意味がよく分かりません。相棒が殺された途端、上司の罪を暴く宣言をして、村をでる決意をしますが、じゃあ村にいた期間はいったい何のための期間だったんでしょう。最初から誰が悪いかは分かってるんだから、さっさとなんとかしろという感じでした。結局最後は悪者二人をぶっ殺し、上司を数秒の説得で逮捕。サスペンスとしては、あまりに杜撰な終わり方でした。個人的には、アーミッシュという変わった題材を扱った事ばかりが目立ってしまった作品でした。 |
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