|
タイトル名 |
椿三十郎(1962) |
レビュワー |
hum7en-j%:?#?さん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2008-07-22 19:06:30 |
変更日時 |
2009-01-07 18:18:30 |
レビュー内容 |
何と言っても三船敏郎がいいですね。不器用な三十郎のキャラに、見事なまでにぴったりです。テンポの良い展開もいいですね。古い作品ですが、退屈することなく最後まで一気に観る事ができました。相手との駆け引きにおいては、三十郎の頭の良さと言うより、敵の間抜けさが目立っていた印象です。ある意味、現代との違いを見事に描いていると言えるのでしょうか。あんなにホイホイ人の言う事を信じていいものか?と現代人の私としては、いささか疑問を感じてしまいました。どう考えても三十郎が怪しいだろ、っていう場面が多々ありましたし…。ただ、短い時間内で、三十郎という捉えどころのない人間を描ききっているのは、本当にすばらしいなと思いました。あと、「本当にいい刀は鞘におさまっている」という言葉は、名言ですね。とても印象に残りました。 |
|
hum7en-j%:?#? さんの 最近のクチコミ・感想
椿三十郎(1962)のレビュー一覧を見る
|