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タイトル名 |
ネバダ・スミス |
レビュワー |
アンドレ・タカシさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2012-10-18 01:54:56 |
変更日時 |
2012-10-21 01:14:44 |
レビュー内容 |
「荒野の七人」や「大脱走」などに比べると地味な印象を受けるが、マックイーンの主演作の中では彼の演技を楽しむという意味で好きな作品です。3人の悪党に両親を殺された青年の復讐譚だけど、青春映画的な趣きがある西部劇。親の仇を一人ずつ仕留め、一人前に成長して行く姿が描かれる。その成長は、最後は仇を「赦す」レベルに到達する。劇中に神父がマックィーンを諭すシーンがあるけど、宗教に帰依して復讐を止めたというより、世間に揉まれて大きくなった人間性の証という描写が好感でした。序盤は周囲から子ども扱いされるマックイーンだけど、どう見ても子供には見えない点に苦笑い。先住民族との混血と云う設定が個性的な風貌に嵌っていてこちらも苦笑い。広大な風景が印象に残ります。 |
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