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タイトル名 |
ミッドナイトイーグル |
レビュワー |
アンドレ・タカシさん |
点数 |
1点 |
投稿日時 |
2010-11-03 21:07:58 |
変更日時 |
2010-11-04 22:30:51 |
レビュー内容 |
ステルス機の墜落現場へ取材に行くカメラマンが、ステルス機を墜落させた工作員と絡む女性の義兄である奇跡的偶然。爆弾が起爆したら大惨事になることが分かっているのに少数の部隊しか派兵しない行政&自衛隊の怠慢と、援軍を強引に追い返す自衛隊員の不可解。東京でも山岳でも戦闘訓練を積んだ特殊部隊を相手に、民間人が互角以上に渡り合う大健闘。米軍のステルス機に搭載された兵器を廻っての攻防であっても、米軍関係者が誰一人出てこない脚本の手抜き。日本海にいた米軍潜水艦から発射されたトマホークで焼き払って事態を収める勘違いも甚だしい潔さ。それぞれ1点ずつ減点するだけでマイナス点になる。原作は未読ですが、本作のベースであれば上記の難癖(?)にもそれなりに理由を付けていると思うのだが…。ドラマを成立させるための「繋ぎ」的要素を端折って不可解を累積させ、登場人物の心情にまで思案が及ばない作品の好例。総理の溜めの演技などで「大作」を演出する前に、平衡感覚を大切にして欲しいものです。 |
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