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タイトル名 |
ハッピーフライト(2008) |
レビュワー |
アンドレ・タカシさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2009-09-22 01:14:13 |
変更日時 |
2009-09-23 00:38:29 |
レビュー内容 |
飛行機を飛ばすための手順が良く分かりました。一般論として、仕事とは多くのパートの複合的な繋がりの先に成立していることも感じさせる。先輩の操縦士や整備士にいじられる後輩という意味では、職場環境の厳しい面も見せている。社会人未満の人たちには、お仕事のオリエンテーションであり、航空会社のリクルート映画でしょう。この監督のシンクロ映画やジャズ映画は、現実感皆無のラストのパフォーマンスがいただけなかったけど、今作の出発点へ引き返すストーリーには成長を感じました。全編にわたる笑いの要素をどこへ帰結させるかという点は相変わらず余り考えていないようで、太いストーリーにはならない作り方。まぁ、ピンポイントごとに笑ってもらえれば良しということなんでしょう。乗客の立場に立つと、綾瀬はるかのCAは歓迎だけど、あんな頼りない副操縦士が飛ばしている飛行機には乗りたくない。映画全体の印象から、ひとつ間違えば飛行機は簡単に堕ちるんだ、ということが意識された。正直、飛行機に乗るのが少し恐くなった。その意味でANAはメリットと共にデメリットも引き受けていますね。常識的には、大企業にはありえない姿勢です。創作活動への協力という視点からは敬意を表したいです。 |
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