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タイトル名 |
ダーク・シャドウ(2012) |
レビュワー |
アンドレ・タカシさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2013-04-25 18:14:17 |
変更日時 |
2013-05-09 00:56:00 |
レビュー内容 |
元々はヴァンパイアが目覚めた1970年前後に制作されたドラマだったらしいですね。現代からは40年前になる設定をそのまま引き継いだ作り方になっているけど、それが別の意味で効果的だったと思います。「200年前のヴァンパイアが現代に現れた」が「240年前のヴァンパイアが40年前に現れた」に変わることで、ヴァンパイアだけでなく1972年の人達の言動も面白く見られます。例えば、映画のトーンに不似合いなカーペンターズの「トップ・オブ・ザ・ワールド」が朗々と流れるあたりです。評価が定着した時代をちょっと上からの目線で描くことで、上手く笑いを誘っていました。魔女とヴァンパイアの闘いは芸能人の痴話喧嘩と同じくらいレベルが低くて、こちらも笑えました。ラストで狼女や幽霊が出て来て、随分と取っ散らかして終わってくれました。そこまでは良かったので残念です。もう少し丁寧に結末を付けて欲しかったです。 |
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