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タイトル名 |
ハンガー・ゲーム |
レビュワー |
アンドレ・タカシさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2013-09-15 01:30:43 |
変更日時 |
2013-09-15 01:30:43 |
レビュー内容 |
シビアな殺し合いの映画かと思っていたら、そうでも無かった。シビアじゃない、という意味です。多くの矛盾点が指摘されていますが、私はさほど気にならなかった。主人公の心情を丁寧に追っていることが好感で、矛盾を感じても好意的に解釈しながら観ていたのだと思います。ただ、あのゲームで支配体制が維持できるという理屈だけは分かりません。郷土の若者を供出させられ、90%以上が殺される。不平が募るのが常識的な反応だと思いますけどね。 玉虫色のルール変更によって彼女たちが自ら命を絶ち、それに不満を覚えた民衆が暴動を起こすような結末を想像しました。そんな安易な方向へ行かなくて良かったのですが、あの結末からカタルシスは得られません。体制側に一泡吹かせてやったのは確かですが、そこまでのストレスを考えると貸しの方が圧倒的に多い。気持ち悪いです。 |
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