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タイトル名 |
ディープ・インパクト(1998) |
レビュワー |
アンドレ・タカシさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2016-03-31 00:45:03 |
変更日時 |
2016-03-31 00:45:03 |
レビュー内容 |
とても真面目な作品でした。天体が大質量のまま落ちてきたら何が起こるのかを教えてくれます。可能性は低くとも、自身の生存中に訪れるかもしれない「終末」をイメージできます。最後のシャトル特攻で全滅は回避できたけど、それをカタルシスとするような内容じゃない。また、この種の危機に対して警鐘を鳴らしている訳でもない。地球規模で生命体が存在している偶然とか運に想いが及びます。シミュレーションという言葉が浮かびました。 ドラマ部分はまじめ過ぎて重くツマラナイです。大津波が来ると分かっている場所に多くの人が残っているあたりは少し手抜きのように思えます。生き残る人、運命として受け入れる人、対応は様々でしょう。それを近しい人との関係性の中で描いていますが、少し「きれいごと」感がありました。個人的には、暴動や略奪に走る人の心理なども見せて欲しかったと思います。宗教の対応にも興味があるところですが、そこまでは手が回らなかったみたいです。 |
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