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舟を編む - アンドレ・タカシさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 舟を編む
レビュワー アンドレ・タカシさん
点数 6点
投稿日時 2013-04-14 19:53:45
変更日時 2013-04-18 20:54:53
レビュー内容
「舟」が渡るのは「言葉」の大海原、「編む」は辞書の「編集・編纂」です。
原作を読んだ者として、マジメの変人ぶりを松田龍平がどのように演じるかに興味がありました。彼が過去に演じてきた役柄とは違うキャラに思えたからです。マジメが松田龍平に見えなかったので頑張っていたと思います。客が少ないレイトショーで思わず大きな声で笑ってしまうシーンがあって恥ずかしかったです。マジメ以外の登場人物たちは普通の人ですが、徐々に人柄が滲んでくる西岡(=オダギリジョー)が美味しいところを独り占めしてましたね。
原作は群像劇的なキャラ描写の底流に、いくつかのテーマがありました。「言葉」に対する愛情、モノを作る意義、無器用な恋愛などです。後者2つはそれなりに表現できていたと思いますが、肝心の「言葉」に関する部分が私には薄味でした。ほぼ原作通りなのですが、「勢い」で演出するタイプの石井監督には苦手な内容だったのかも知れません。マジメの「言葉」に対する狂おしいほどの執着には、もうひと工夫欲しかったところです。
このレビューにしても、それなりに言葉を選んでそれなりに時間を費やしています。私はそれを楽しんでいます。概念にカタチを与える作業の面白さは、ツールである「言葉」があってこそ。その素晴らしさに正対していた原作の映画化と云う意味では、少し残念ではありました。
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