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タイトル名 |
みんなのいえ |
レビュワー |
アンドレ・タカシさん |
点数 |
2点 |
投稿日時 |
2013-08-31 02:20:41 |
変更日時 |
2013-09-01 00:38:34 |
レビュー内容 |
ものを作る作業を行う上で、絶対にやってはいけないことをたくさんやっている。そこから起こるいざこざを見せる。主にデザイナーのアート志向と職人の現場志向の対立で、周囲の人の趣味や優柔不断も複雑に絡む。物事を真っ当に進められない人たちのペーソスをコメディタッチで見せようとしていることは分かるのだけど、笑えない。仕事か芸術か、と云う中身の話じゃなくて、手順として絶対にやってはいけないことをやっているからです。それを見せられるのが苦痛でした。ラストシーンのように、なぁなぁに丸く収まるのは奇跡的な結果論で、ドロ沼の訴訟沙汰になってもおかしくない内容だと思います。少なくとも、これを日本人的な美徳とは思いたくない。自分が制作系の仕事をしていたから、殊更に感じてしまう気もします。これこそ自分には合わない映画でした。 |
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