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タイトル名 |
テス |
レビュワー |
アンドレ・タカシさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2013-01-26 01:03:58 |
変更日時 |
2013-01-26 01:03:58 |
レビュー内容 |
学生時代から気にしつつ観ていなかった映画のひとつ。何も悪いことはやっていないけど、悪い方向へ人生が傾いてゆく美人のお話でした。彼女の人生が転び始めたきっかけは、成金富豪のドラ息子に目を付けられたこと。美貌が災いした、と取れば良いのだろうか…。彼女自身は、自分の美しさを意識せずに、普通に生きようとしていたようです。でも、運が悪いというか、タイミングが悪いというか、ことが上手く運ばない。最期は人殺しで絞首刑。殺した相手は自分の人生を狂わせたドラ息子。そこに彼女の矜持を見せられる思いですが、人殺しは勝利ではない。後味がよろしくない映画です。正確な年代は失念しましたが、女性が自分の力だけでは人生を切り開けない時代だったのです。文学調の淡々とした3時間ですが、ナスターシャ・キンスキーの美貌に飽きない私は退屈しませんでした。 |
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