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タイトル名 |
るろうに剣心 京都大火編 |
レビュワー |
アンドレ・タカシさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2015-08-07 00:16:36 |
変更日時 |
2015-08-07 01:17:38 |
レビュー内容 |
脚本が下手だと思いました。それを最も感じたのは刀狩りの兄ちゃんと戦うシーンです。 平和な時代の象徴としての幼子を守るために「殺さず」の禁を破ろうとする主人公。その葛藤だけで充分に重たいのに、そこに薫たちとの再会を重ねます。ごちゃごちゃ。原作のモチーフを投げ込むために、鑑賞側の視線がブレる脚本になっていると思います。気難しい意見かも知れませんが、結構な台無し脚本ですよ。 原作との対比で云うと、残念なのが佐之助です。単細胞に見えて、しっかりと漢気で造形されている原作に比べ、映画の佐之助はホントにスカスカ。自分が好きなシーンがゴッソリ削られていてゲッソリしました。個人的に佐之助は「るろけん」で最も筋が通ったキャラだと思っていたので、このあたりのアレンジと云うか取捨には大いに不満です。映画は時間が限られているから、ってことでは無いと思いますよ。制作者のセンスの問題です。 |
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