|
タイトル名 |
長靴をはいた猫(1969) |
レビュワー |
アンドレ・タカシさん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2012-12-10 01:33:43 |
変更日時 |
2012-12-10 01:34:29 |
レビュー内容 |
初めて劇場で観た映画がこれです。製作年度を辿ると小学生になる前後。春休みだったか夏休みだったか、叔母に連れられ、いとこ5人と一緒に観ました。そして、劇場から出た後はみんなで「♪びっくりしッたッニャー!」と主題歌を合唱していた記憶があります。 その頃、映画に「感動する」ような受容の仕方はまだ覚えていなかったのですが、ピエールがクライマックスで「朝日よ!」と叫ぶシーンにはとてもドキドキして、日常に見ている「テレビマンガ」とは違う質のものであることを直感していたと思います。 久しぶりの再見で質の高さを再確認しました。作品全体を包み込むユーモアの中に、誠実・信頼・愛情・勇気といったエッセンスがシンプルに詰め込まれた名作だと思います。 ラストの追いかけっこの作画は宮崎駿氏が担当されていますが、その後の氏の作品で核となるものがすでに完成に近いカタチで絵になっています。 |
|
アンドレ・タカシ さんの 最近のクチコミ・感想
長靴をはいた猫(1969)のレビュー一覧を見る
|