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タイトル名 |
岸和田少年愚連隊 |
レビュワー |
アンドレ・タカシさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2011-12-01 20:11:51 |
変更日時 |
2011-12-03 10:21:42 |
レビュー内容 |
面白かったです。それは文字通り、笑えるからでしょう。仮に同じストーリーをペシミスティックに描けばとことん陰惨な映画になったはず。両親の不仲とか家庭裁判所のシーンなどは平静に観られたものじゃなかったかも。でも、それが分かっているから、笑いのオブラートに包まれた展開でもパワーを感じるのだと思います。自身が置かれた様々な状況を振り切るように喧嘩に明け暮れる馬鹿どものバイタリティだけを描いた作品ですが、私は清々しさを覚えました。彼らの馬鹿騒ぎが終焉に近づいたときに感じた淋しさは、その馬鹿騒ぎも立派な青春だったことの証しでしょう。私も大阪の出身ですが岸和田の方面には降参です。 |
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