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タイトル名 |
独立愚連隊西へ |
レビュワー |
アンドレ・タカシさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2010-03-07 21:54:07 |
変更日時 |
2010-03-07 23:37:43 |
レビュー内容 |
前作とは全く別のお話でした。そして、前作には馴染めなかったけど、こちらはたいへん面白かった。日本軍の軍旗の争奪戦が軽快なテンポでコメディを交えて進行する。帝国陸軍のお堅い規律に対する風刺がしっかりと効いていて、本当は軍旗より命の方が大切だという思想が根底に流れているのが心地良い。敵方も含めて出演者全員のキャラが立っていて、その入り乱れた個性をねじ伏せるように1本の映画にまとめたの岡本監督の力技は大したものだと思います。銀幕デビュー間もない加山雄三が主演といえる役柄を担っているけれど、すでに爽やかで清廉な芝居を堂々と演じており、これはサラブレッドの血筋もあるけど、持って生まれた爛漫さではないかと思った。同じような空気を持っている人って長嶋茂雄さんくらいですね。 |
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