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タイトル名 |
カンフー・パンダ |
レビュワー |
banzさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2009-01-11 00:48:24 |
変更日時 |
2009-01-11 00:48:24 |
レビュー内容 |
ストーリーは王道で安心して観ていられる。
が、この手の物語の要である、ポーが修行によって強くなっていく過程が短い時間だけでしか描かれず、不満が残る。いくらなんでもタイランの到着待ちの時間であれだけ力を付けるというのは無茶だろう。 でラストのタイランとの闘いでは、強くなったというより無敵に近く、トムとジェリーみたいなギャグアニメを観ているようだった。刑務所脱獄やマスター5との闘いはなんだったのっていうぐらいタイランがショボ過ぎ。 ラオウとケンシロウとの闘いまでは言わずとも、もうちょっとあそこでグッと来る場面を作れなかったかと思う。
ポーが単なるカンフーオタクではなく、生まれ持っての資質があったということなのだろうが、あそこまで簡単に強くなってしまうと逆に爽快感は無くなってしまう。 「才能のある人間は他人より少しの努力をするだけでよい」みたいなメッセージを受け取りかねないだろうか。
キャラクターの造形は可愛過ぎず、味があっていいと思う。 ところでCGアニメって、静物がやたらリアルに描かれるね。大根の断面とか桃の種とかリアル過ぎてワロた。 動物はどうしても多少のデフォルメ加えるんだから、静物もそれと同じレベルで描かないとなんかバランス悪いような気がする。
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