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タイトル名 |
十二人の怒れる男(1957) |
レビュワー |
民朗さん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2008-08-09 01:28:21 |
変更日時 |
2012-04-22 09:34:59 |
レビュー内容 |
舞台はたった一つの小部屋のみ、登場人物は僅か一二人、それでもこの映画が非常に面白い理由は登場人物の人間模様の描き方が非常に上手い事なのでしょう。 少年の有罪無罪に関する八番陪審員の推理は、まあそこそこ面白い位ですが、その推理が展開されていく中での登場人物の人間関係の移り変わりが非常に面白いです。 ある者は勇敢で、ある者は残酷で、ある者は面倒臭がり屋で、ある者はカタ物だったり登場人物の一人一人の個性が非常に上手く自然に表現されています。あっという間に過ぎる90分でした。ただ会話が延々と続くだけの映画なのに、これだけ素晴らしい作品が出来るのかと。 |
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