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タイトル名 |
カールじいさんの空飛ぶ家 |
レビュワー |
民朗さん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2009-12-14 20:36:53 |
変更日時 |
2010-01-04 02:24:17 |
レビュー内容 |
良かった所:①エリーが関わる場面全て。特に家具を捨てることで、カールじいさんがこれまでの人生と(いい形で)決別するシーンは非常に良かった。②あと今回のピクサーは風船の表現力が突出していた。数百はあろう風船が大空に舞い上がる様は圧巻だった。 悪かった(気に入らない)点:①世界観が良く分からない。家が風船で飛ぶ理由くらい説明してほしい。②中盤まで悪役が出てこないので話が少しダレる。③悪役が個人的にそこまで悪い奴に思えない。以下駄文……正直いってチャールズ・マンツの何十年にも及ぶ努力と孤独を想像すると、寧ろ彼を応援したくなってしまった。未知の動物を見つけ出す事がそんなに悪い事なのか?しかもカールが来て最初は喜んでいたのから想像するに、人間一人ってのは孤独だったんだろう。それを紛らわす為に犬に人語を喋らせたのだとすれば、本当にかわいそうな人だ。試しに悪役であるチャールズ・マンツの立場から見てみよう。彼は正しい発見をしたのに世間から冷遇され、自分が正しかったことを証明する為に数十年を密林の中で過ごし、年老いてやっと成果をあげられたと確信した途端に謎の二人組みに成果を奪われ、そして失意のままに死んでいった。誰がどう見ても彼は悪人じゃない!自らの誇りを最後まで捨てなかった偉大な探険家だ! ラッセルが鳥を自分と重ね合わせてるからケヴィンを奪うのは可哀そう!?私はそこら辺の鳥よりチャールズ・マンツの方がよっぽど可哀そうに見えましたよ! |
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