みんなのシネマレビュー
アシュラ(2012) - 民朗さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 アシュラ(2012)
レビュワー 民朗さん
点数 9点
投稿日時 2012-10-12 23:47:48
変更日時 2012-10-13 17:21:34
レビュー内容
人間の残忍さと尊厳を同時に描いた傑作。上映後に暫く席を立てなかった映画は久しぶりです。それほど深い感動を覚えた気が致します。
『生まれてこないほうがよかったのに』― この台詞は原作漫画で度々繰り返される主題です。アシュラは自分がなぜ生まれたのか、自分の人生に生きる意味はあるのかと自問し続けます。確かに観客もそう共感してしまうほどにアシュラの人生は畜生道に塗れているといっていい。実の母親に焼かれ喰われそうになり、母の愛を村娘に求めるも"人でなし"と蔑まれ、生きるために人肉を喰らい、その結果殺戮を繰り返す。
それでも乞食法師はアシュラに人の道を示す。助け合って生きるのが人間と。誰しも獣(ケダモノ)を己の中に抱えているが、それと戦ってこそ人間であると。人を憎まず、己の中の獣を憎めと。
これ以上拙文を書き連ねるよりも、ラストの法師の言葉を以ってレビューを締めたいと思います。
『私はお前(アシュラ)に教えられた。それはあらゆる命を奪い生きているという人の性(サガ)だ。それでも命ある限り足掻き生きていく。だからこそ、この世は美しい』
最高の人間賛歌。
民朗 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2017-12-18スター・ウォーズ/最後のジェダイ85.79点
2015-10-28アラビアのロレンス97.94点
2015-10-23ジョン・ウィック75.91点
2015-10-23フレンチアルプスで起きたこと96.53点
2015-10-23テキサス・チェーンソー55.76点
2015-10-14マイ・インターン66.72点
2015-10-08バクマン。86.79点
2015-10-02キングスマン86.81点
2015-09-24バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)96.35点
2015-09-23クロニクル86.63点
アシュラ(2012)のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS