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タイトル名 |
海底大戦争 |
レビュワー |
S&Sさん |
点数 |
2点 |
投稿日時 |
2016-10-22 19:00:34 |
変更日時 |
2016-10-22 19:00:34 |
レビュー内容 |
いやー、実はわたくしも小学1年生の時に学校でこの映画を見せられたんですよ。たしか夜の校庭でスクリーンを張っての夜間上映だったという記憶があります。今の眼で見るとなんか滑稽な半魚人サイボーグの着ぐるみですけど、小学1年にとっては刺激が強かったですよ。でも不思議だったのは、なんでこんなゲテモノ映画を学校の授業の一環として子供に見せたのかということに尽きます。そして下の方のレヴューを見て違う学校でも上映してたんだと知ってびっくりした次第です。まさか同じ小学校に同時期に在籍していたってことは、まあ可能性がないわけじゃないですけどね。私が小学1年の時はこの映画の劇場公開と同年で、当時の東映はこういう形で公立小学校にまで営業をかけていたんでしょうか、大いなる謎です。 肝心の内容の方ですが、どう考えても子供向きじゃないのは確かですが、大人の眼で観たってカスです。海中の特撮映像からして、水中で炎や煙が発生するぐらいですから問題外です。半魚人サイボーグは妙に黒目が巨大だったり顎がなかったリして、よく見てみると確かに気味が悪いかなと言えます。でもあのダイヤルを回してサイボーグをコントロールするバカバカしさは、ちょっと発想がぶっ飛んでます。在日外国人の素人をを大挙動員しているところは資本を海外が出しているからなんでしょうが、日本人俳優はほとんど千葉真一だけというのはまた極端です(敵方ザコ役で室田日出男なんかもちらっと出てますけどね)。この外人素人たちの会話シーンが、ほとんど全編にわたって鼻先が10センチぐらいの近さまで顔をくっつけて演技しているのがこれまた奇妙。でもよく見ると監督は『吸血鬼ゴケミドロ』と同じ人だと判り、なんか納得した次第です(笑)。 |
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