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タイトル名 |
ナイト・オブ・ザ・スカイ |
レビュワー |
S&Sさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2020-08-16 21:12:19 |
変更日時 |
2020-08-16 22:00:18 |
レビュー内容 |
おフランス版『トップガン』というテイストの作品ですが、どちらかというとおフランス版『ファントム無頼』という感じです。原作が60年前から連載が始まったバンド・デシネつまり漫画で過去に二回TVシリーズが製作されるほどでこれが三回目の映像化、仏国内では根強い人気があるみたいで『エリア88』みたいな感じですかね。仏空軍のミラージュ・ライダーである二人の大尉が陰謀に巻き込まれてゆき国家の危機を解決するというのが大筋ですが、漫画原作のせいかかなり荒唐無稽というか大雑把なお話しになってます。ストーリー展開は尺が短いせいもあって猛スピードで、説明過多なストーリーテリングが嫌いな私でも「もうちょっと背景説明してよ!」といいたくなるほどです。でもこの映画の見どころは圧倒的な迫力の空撮シーンで、もうストーリーなんかどうでも良くなります。もちろん主役はミラージュ2000で、ハンディ・カメラの同乗撮影だけでなくカメラポッドを使った空対空撮影も多用されており、またこの映像が美しいんだな。軽快な戦闘機であるミラージュだけあって、離陸直後から急上昇してゆく機内から撮った映像は凄い迫力です。戦闘機同士の格闘戦もスピード感が凄くて酔っちゃいそうなぐらい、やっぱ『トップガン』を凌駕していますね。でも飛行中にパイロットがiPadで音楽を聴くってのは、いくら何でもやり過ぎじゃない? と言うわけで飛行シーンにプラス二点でこの点数です。しかし仏空軍の将校の制服はカッコよすぎです。 |
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