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タイトル名 |
ザ・コンテンダー |
レビュワー |
S&Sさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2010-08-21 18:24:07 |
変更日時 |
2010-08-21 18:26:46 |
レビュー内容 |
ジョアン・アレンが演じる上院議員が最後まであの蓮舫とイメージが重なって弱りました(笑)。父親が元知事でいかにも裕福なWASP出身といった設定の女性に、観る方としてはどうやって感情移入したら良いか困ってしまいます。 対するゲイリー・オールドマンはまるで落武者みたいな髪型のすだれハゲの陰謀家と言うのもあまりに判りやすい人物像で、なんか底の浅い脚本ですよね。公聴会で何十年も前の学生時代のご乱交や選挙スタッフと略奪結婚したプライバシーをほじくり返すところなぞ、パロディではなく現実のアメリカ政界で起こり得る話しなのでゾッとします。まして彼女が共和党から民主党へ鞍替えしたことを「忠誠心」を持ち出して非難するに至っては、そんなこと言ったら日本の政治家さんたちはどうなるの?、と叫んでしまいたくなる無理振りですよ。 本作では、そういうアメリカの政治状況をアイロニカルに問題提起する視点がないので、なんかとても薄っぺらいお話しになってしまいました。何でこんなキャラが登場するのか意味不明のクリスチャン・スレーターもマイナス要因です。 |
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