みんなのシネマレビュー
宇宙からの脱出 - S&Sさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 宇宙からの脱出
レビュワー S&Sさん
点数 5点
投稿日時 2016-09-17 23:42:11
変更日時 2016-09-17 23:42:11
レビュー内容
ジョン・スタージェスがこんなハードSFも撮っていたとは知らなんだ。まるで翌年に起こるアポロ13号事故を予言するかのような内容にはちょっと鳥肌ものです。 まず印象深かったのが、主任管制官を演じるグレゴリー・ペックです(ロン・ハワードの『アポロ13号』ではエド・ハリスが演じた役どころですね)。はっきり言ってこの管制官は驚くほど非情ですね。ペックがかつて演じた『頭上の敵機』のサヴェージ准将みたいなキャラというとわかりやすいでしょうけど、いやそれ以上の恐ろしいキャラです。前半のやり取りを観てると、この人始めっから救出に行くことは考えずこの事故をどうやって発表するかとか官僚的な対応しかしません。デヴィッド・ジャンセンの出した救出プランもデータを観ただけで不可能と却下しますし、大統領直々に懇願されてようやく動き出す有様です。まあ現実のNASAでも熱い松岡修造みたいな人間はそうそういるはずもないですし、これがリアルというものなのかもしれません。 前半はそういう不愉快な登場人物のせいもありあまり盛り上がりませんが、ハリケーンの目をぬって救出艇を打ち上げてからは俄然緊迫感があふれてきてスタージェスらしさが出てきます。酸素残量が救出艇が到着するまで持つかというサスペンスは最後の方では「到着まであと6分」を完全に映像とシンクロさせていて、まさにハラハラドキドキです。でもネタバレが過ぎちゃうのであまり詳しくは言えないんですけど、“酸素の残量を持たせるためにとられたある秘策”はとても後味が悪かったとしか言いようがありません。この辺りはキリスト教的な倫理観なんでしょうかね。 アカデミー賞をゲットしていますけど、宇宙空間で逆噴射したら炎が噴出したり船外作業したら音がしたりと特撮の科学考証はイマイチでしたね。判りやすくしたつもりなんでしょうけど、すでに『2001年宇宙の旅』が世に出た後ですからねえ…
S&S さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-05-27日本海大海戦76.28点
2024-05-24マッシブ・タレント56.00点
2024-05-21MEG ザ・モンスターズ234.54点
2024-05-18アポカリプト76.76点
2024-05-15決戦は日曜日87.83点
2024-05-12軍用列車45.00点
2024-05-09マーニー55.51点
2024-05-06ジェイド34.37点
2024-05-03オーシャンと十一人の仲間54.66点
2024-04-30ペトラ・フォン・カントの苦い涙55.00点
宇宙からの脱出のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS