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タイトル名 |
ゾンビランド:ダブルタップ |
レビュワー |
S&Sさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2021-04-27 23:07:19 |
変更日時 |
2021-04-27 23:07:19 |
レビュー内容 |
きっちり10年後にまさかの続編製作、劇中の時間も10年後という設定みたいですね。驚いちゃったのはウディ・ハレルソンとジェシー・アイゼンバーグの容姿の変化のなさ、メイクのパワーもあったろうけどこれは拘りが凄すぎます。そして、エマ・ストーンはともかくとしても最近お姿を拝見していなかったアビゲイル・ブレスリンの大変貌!まさに太ったキルスティン・ダンストとしか言いようがないですね。コロンバスとウィチタは10年経ってもヤルことはやっていてもまだ同棲始めたばかりのカップルみたいな感じ、やっぱ時間設定も10年後としたのは失敗だったかも。考えるに製作側としては前作からさして間がないストーリーにしたかったけど、アビゲイル・ブレスリンが他の三人と違ってあまりに変貌が激しくて、止む無く現実の時間経過を取り入れたって感じかもしれません。 ゾンビ殺しのグロ度はまた格段とアップしていますが、この映画ではゾンビの生態や存在の恐怖がもうどうでも良いレベルまで低くなっているので、アフリカの野生肉食獣の生活圏でロードムービーしてるって感じすらします。まあ猛獣狩りをしてるって感覚ですかね。今回はプレスリー・ネタでやってみましたって感じでまあそれはそれで悪くないんですけど、ヒッピー・コミュニティーみたいなものまで登場して“ファミリーの絆”みたいなものが前面に出ています。感じとしてはちょっと真面目に寄り過ぎる気がして、『テッド』と『テッド2』みたいなパターンになってしまったのはちょっと残念。唯一愉しめたのは前作を観てないと絶対に理解できないビル・マーレ―のネタ、前作でのあまりに酷い扱いを帳消しにするかのような暴れっぷり、でもこういうエンド・タイトルを最後の最後まで観ないと拝めないってのは一つのパターン化していますけどなんか迷惑だよね。「面白いものをお観せしますから、どうか最後まで席をお立ちにならないで下さい」とでもテロップを入れて欲しいもんです(笑)。 |
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