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タイトル名 |
暴走特急 |
レビュワー |
S&Sさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2018-06-24 21:13:06 |
変更日時 |
2018-06-24 21:13:06 |
レビュー内容 |
我が愛する“史上最強の料理人”ケイシー・ライバック、よく考えると彼は本作を最後にスクリーンから姿を消してしまったんですね。“その後に量産されたセガール主演映画では、どれもみんなライバックに見えちゃう”というのは、これはまた別の問題で、たった二作しか撮られなかったキャラクターとしては実に惜しい存在です。 「テロリストが乗っ取った列車にあの男も乗っていた」という合衆国政府にとっては運の(都合の)よい設定はともかくとして、走行する列車内という密室性のアクションとしては良くできていると思います。ただし、途中で完全に停車してしかもセガールが列車から放逐されてしまう(しかも超人の様な活躍で走る列車に戻って来る)という展開は、せっかくの密室アクション性を壊してしまうしサービスし過ぎです。とは言え人質が姪だろうが誰だろうがセガールの超人的な強さの前ではすべてが無意味で、狭い車内での重量級の格闘はセガールの合理的な身のこなしもあって迫力満点です。合理的でないのはセガールに素手で対マンを挑むボスの方で、これはスタローンやシュワちゃんの映画でも共通のお約束事なのでしょうがないでしょう。でも強面の割にはこのボスはちょっと弱すぎだったんじゃないでしょうか。 ところで、私は銃で撃たれたことがないんで判らないんですが、人間って銃弾が貫通さえすればあんなに元気なものなんですかね? |
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