|
タイトル名 |
大理石の男 |
レビュワー |
クロエさん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2009-12-11 03:58:27 |
変更日時 |
2009-12-11 03:58:27 |
レビュー内容 |
1976年に卒業課題の映画製作を作る女学生(これが30歳くらいにみえる)。その彼女がテーマにしたものが、1962年に政府のプロバガンダに利用され、虚像の英雄にされたビクルート。この行方の知れぬビクルートを追いかける3時間の上映時間は決して長く感じなかった。訴えたいテーマは痛いほど伝わってくる。 しかし、監督は映画の勉強は独学だったのではないだろうか? BGMのセンスのなさに加えて、あまりにも下手くそすぎるシナリオ。検閲で12年かかったなら、もっともっと書きなおしをして、2時間以内に納めなさいよと言いたい。 ポーランドの時代背景をドキュメンタリータッチで観ることができたので、意外に長く感じなかったが、キャラクターの心境など分からないことが多すぎる。 DVD化、ビデオ化にならない理由も十分納得させられる。 どんな二流の監督も長生きすれば「巨匠」と呼ばれるのだからバカバカしく思えてしまう。 情熱だけで作った作品なので、それだけの理由で4点。 |
|
クロエ さんの 最近のクチコミ・感想
大理石の男のレビュー一覧を見る
|