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タイトル名 |
ぼくらの七日間戦争(1988) |
レビュワー |
クロエさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2009-04-30 20:51:35 |
変更日時 |
2009-04-30 21:37:11 |
レビュー内容 |
先日、宮沢りえさんがテレビに出ていて、この作品の一部が流れたんです。 その映像を観て、りえさんは「よく、自分の昔の映像を流されて恥ずかしがる人がいますが、私はそんなことありません。この映画の撮影は本当に楽しかったです」みたいなことを言ってました。 それをきっかけに今日初めて鑑賞しました。 ハッキリ言って、りえさんは主演というよりも、「ドラえもん」でいうところの、しずかちゃんのポジション、とりあえず学級委員です。 私自身、あまり楽しかった学生生活は送っていません。教師に殺意を抱いたこともあります。本作に出てくるような教師は当たり前のように存在していました。私の学校は、教師のやりすぎでワイドショーに取り上げられたこともありました。 この映画は、そんなクソ学校に通っていた私のような人間を、スカッとさせるために作ってくれたのではないかと思います。 溜まったフラストレーションを爆発させるのに、作り手は、敢えて理屈抜きに、戦車や花火を使ったのではないでしょうか? 今でも「僕と駐在さんの700日戦争」など、同じような作品は作られていますが、絶対に崩せない壁に立ち向かう反骨精神を描いた映画が、今の日本に存在しないのが、とても悲しいです。 りえさんの魅力に+1点。 |
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