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タイトル名 |
罪と罰(1970) |
レビュワー |
クロエさん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2011-10-30 21:04:55 |
変更日時 |
2011-10-30 21:09:47 |
レビュー内容 |
以前、どっかの演出家のブログを読んでいて「『罪と罰』も読んだことがないのに役者を目指すなんて…」とか、お怒りになって書かれてあったのを思い出したけど、なんで「罪と罰」を読まないと役者になれないのかと自分的に「?」って感じでした。 まぁ、それはともかく、レンタルショップにもあまり置かれていない本作をやっと観ることが出来たのですが、原作を読んだのがずいぶん昔だったので、こんなシーン有ったかな…なんて思いだしながらの観賞でした。 キャスティングは原作(江川卓訳)にピッタリ。BGMというものがほとんどない中でも、およそ3時間半、退屈せずに観賞することが出来ました。 私は理解力のないせいか、あの有名な「大地にキスをする」行為が何故、神に許しを乞う意味になるのか分からなかったのですが、単純な意味だったんですね。 映像にしてもらって初めて分かることもあるんだなぁって思いました。 因みに、その意味なんですけど、犯罪を犯し、神様の創造された大地を汚してしまった償いを自分の唇で拭う。まぁ、私も、この主人公と一緒でちょっと理屈っぽいのかな。 ソーニャ役の女性が魅力的でした。 原作は、本編の後も、もう少し続くのですが、久々に有意義な時間ができたと思える素晴らしい映画でした。 因みに、原作未読だと、意味不明、つまらないだけですから注意してください。 |
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