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タイトル名 |
ファイト・クラブ |
レビュワー |
だみおさん |
点数 |
2点 |
投稿日時 |
2010-01-10 03:04:39 |
変更日時 |
2010-01-14 07:37:55 |
レビュー内容 |
求める美意識のために削ぎ落とされた贅肉が、いろんな汚れを洗い落とす石鹸に。それをキャッチに使った意図は理解できそうで出来ない。石鹸の組成をちょっといじればダイナマイトにもなることは映画でも述べられるが、結局のところ、人間が無駄に蓄積してきたものが最後にビルを壊すということなのだろうか。そして石鹸で洗い流すかのごとく奇麗になったと??? 殴り合いで何かを解放したいならボクシング・ジムや総合格闘技のジムなどに通えば良いのでは? そうではなく秘密裏に地下で集わなければ達成できない何があるのか伝わってこない。そしてそうした集団からなぜテロ的活動へ方向転換していくのかその経緯も全く理解に苦しむ。二重人格で周囲をかなり気まぐれに振り回しているはずであろう人物に、セキュリティ関係のお固い人間までもが(単に志が低かったり裏の顔は悪人というならリアリティはあるが)ボスと崇め感化されているというのは、そこを全く描けていないために説得力ゼロ。まともな神経を持った人間なら、あんな主人公に付き合って人生を棒に振りそうな破壊計画に加担しないだろう。ラストのサブリミナルも失笑。完全なバカ映画だ。 |
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