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タイトル名 |
十二人の怒れる男(1957) |
レビュワー |
エルキューさん |
点数 |
10点 |
投稿日時 |
2009-02-17 12:07:10 |
変更日時 |
2009-02-17 12:07:10 |
レビュー内容 |
色もなし、音楽もなし、女っ気なし、特撮なし、カメラワークもそれほどなし。 なんなんでしょうか?この映画は・・・・この映画を観る前に「キサラギ」という日本映画をみたのですがその映画に出ていた人数は六人、その映画の倍も登場人物がいるのに、それよりも一人一人の性格や立場、背景などキャラが確立されており、しかもみんなの気持ちがわかってきてしまうというとんでもない映画でした。同じ男だからなおさらなのでしょうか・・・ きっとこの「12人の男」は人間達が誰しも持っている性格の一つ一つを表して、それらを討論させることによって見る人の中に眠っている人格に問いかけている感があるのでしょう。 私的には最後まで意地を張っていた男の気持ちが痛いほどわかりました。 すばらしい作品です。 |
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