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タイトル名 |
アンナと過ごした4日間 |
レビュワー |
アイランド・ジョーさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2011-05-14 01:07:54 |
変更日時 |
2011-05-14 01:07:54 |
レビュー内容 |
なかなか始まらない映画だなと思った。通常映画も人生も、「自分は絶対的な視覚の持ち主だ」と思っている万能感溢れる地点から、「この資格という能力は誰でも持っていているんだ」という認識にいたってから始まる。だって、相手が視覚っていう能力を持ってないと、コミュニケーションが始まらない。見つめあう二人を交互に映す切り返し編集なんてその際たる例だよね。(ちなみに、『シェーン』もこの「気付き」から物語が始まる。鹿を銃で狙う少年が、実はシェーンに見られていたことで、二人の交流が始まるのだから)しかし、この映画、とことんコミュニケーションが存在しない。アンナは寝てる、面会でやっと会ったと思ったら、映画は終わる。開始一分で終了する映画って、なかなか奇をてらっていていいと思う。 |
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