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タイトル名 |
12人の怒れる男(2007) |
レビュワー |
泳ぐたい焼きさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2009-04-18 20:42:16 |
変更日時 |
2009-07-07 22:50:16 |
レビュー内容 |
リメイクであると同時に、ロシアの映画としても成立。都市部と地方との軋轢、格差、宗教、民族、賄賂問題など、現代ロシアをギュッと凝縮し、織り込む技量に驚嘆。各キャラクターとも興味深かったですが、特にタクシー運転手の息子の話は、前が頑固で偏屈だっただけに、思わず泣いてしまった。また、話が長い・(一旦親しくなると)情に厚いといったロシア人の特徴を巧く描いていて、非常にロシアな映画でした。最後はアメリカ版とは異なり、判決後の責任について考える重要性を提示し、かなりズシンとくる作り。終始ぐいぐい話に引き込まれました。秀作。 |
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