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タイトル名 |
レナードの朝 |
レビュワー |
午の若丸さん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2010-09-05 22:11:01 |
変更日時 |
2010-09-05 22:11:01 |
レビュー内容 |
このように病気を題材とした作品は、感動をもたらすための演出が過ぎると白けてしまうでしょうし、かといってガチガチに医療のリアルさばかり描写するとわかりにくくエンターテイメントとして疑問符がつくと思います。 私はこの作品の題材となった病気の現場、現状を知りませんが、想像するに、この演出とリアルさのバランスが非常にとれている作品だったと思います。 奇跡がおきた夜の感動、自らの身体が動かなくなっていく絶望感、最後に女性を見送る際の切なさ・・・箇所箇所でいろいろな感情が胸にわき、考えさせられました。また、これらのシーンが観ている者に対し押し付けがましくなく、さりげなく描写されていて落ち着いた作品になっていると思います。 |
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