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タイトル名 |
仄暗い水の底から |
レビュワー |
バニーボーイさん |
点数 |
3点 |
投稿日時 |
2009-04-14 13:57:26 |
変更日時 |
2009-04-14 13:57:26 |
レビュー内容 |
なんだろう。なんか変なオチですよね。
一応、伏線らしき伏線は張りながら物語は進んでるのに、結局、張った伏線とは、全然関係ないところへオチが行っちゃった。
精神病院に通院歴があったり、夢遊病歴があったりの伏線は、結局大オチのための目暗ましなんだろうし、給水タンクに行方不明の子の死体が隠されてるんじゃ・・?という伏線も結局目暗まし。これらの伏線をフェイクにしたうえで、ストーリー上違和感のないオチだったかどうかが、この作品の評価に直結している。
母親が我が子を守る為に呪われた幽霊と自らなったと言うオチにしても、 結局10年後、成長した娘は父親へ引き取られ、その父親は再婚し新しい子供もできていると、果たして、そうまでした守られた子供は、それが幸せだったのかを考えると、結局あのオチのとってつけた感はぬぐえず、それだったら、先読みされようが伏線を生かしたオチにした方がホラーとしては成立してるのでは?と個人的には思います。
妙に最後ヒューマニズムを付け加えたのがかえって、薄っぺらくさせてしまったような気がしてならないのです。 |
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