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タイトル名 |
パピヨン(1973) |
レビュワー |
rhforeverさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2010-11-11 10:21:21 |
変更日時 |
2010-11-11 10:21:21 |
レビュー内容 |
ある種、完全なネタバレですのでご注意下さい
若い頃見たほどの感動は無かった。刑務所自体がかなり酷い環境なのはわかるけれども、例えば、ナチスのユダヤ人収容所、ソ連のシベリアの捕虜収容所、あるいはトルコの刑務所等に比べれば、最低限の食事は与えられる、囚人に対する直接的な暴行はそれほど酷くはない、二年間あるいは五年間という時期が過ぎれば独房から出される等規則に則った運営がされている、金さえあれば楽な環境を得られる(これなんか現在の日本の刑務所よりゆるいですよね)等、等、極端にまで酷い環境とも思えなかったので、主人公の自由への渇望にそれほどまでには共感できなかったからかな。 ただ、見ててあくまでリアルな映像なんで退屈はしませんでした。特に、最後の広大な海を漂うシーンは、その後に自由が待っていると知っているから感慨もありましたし。 あと、原住民の女性に無粋な衣装をつけさせないリアルさを追及する姿勢には、大いに好感を持ちました。w |
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