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タイトル名 |
明日への遺言 |
レビュワー |
rhforeverさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2010-02-01 11:09:55 |
変更日時 |
2010-02-01 11:09:55 |
レビュー内容 |
まず、無差別爆撃が国際法違反だということを、はっきりと表現している点は素晴らしいと思う。 日本の侵略行為あるいは植民地支配の弊害を伝えることも大事かも知れないが、それと同時に、いかに卑劣で残虐な国際法違反行為が日本人に対して行われたか、そして誰が行ったかということをきちんと伝えようとしない限り、自虐史観の汚名を被せられても仕方がないと思う。少なくとも日本人が日本の子供に歴史を教えるなら絶対欠かしてはいけないと思う。 あと、弁護士が素晴らしかった。被告人の利益の為なら、自国の軍隊全体、司令官、大統領さえ、糾弾するその姿勢にプロとしての素晴らしさを感じた。また、その弁護士の弁論を認めた裁判官とともに、この当時のアメリカ人の度量の広さを感じた。 (ただ、今はどうかね、例えばアフガンの民間人誤爆したアメリカ空軍兵士を現地人が処刑したら、アメリカの世論がどれだけ沸騰することかw) ただ、どうしても主人公が被害者意識とまでいうと大げさだけど、あくまで受身で戦ったという視野のせまさだけがほんの少し、今回は気になった。 |
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