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タイトル名 |
ワルキューレ |
レビュワー |
rhforeverさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2010-05-01 15:34:29 |
変更日時 |
2014-01-29 18:35:23 |
レビュー内容 |
ヒットラー暗殺未遂事件の映画だと思ってたので、その後のクーデター騒ぎの描写は、自分にとっては新鮮で面白かった。 ただ、大勢実在の人物が出てくるわけだが、一切どのような背景を持った人物かの説明がなかったのはどうよ? 自分はすごく興味があったから、WIKIで調べ調べの鑑賞になったけれども、普通はそこまでしないし、映画館じゃ絶対無理。 結果、ものすごくリアルに描いているわりには、そのリアルさが一般の観客にはわかりにくい映画になってると思う。 あと、言ってもしょうがないことだが、ドイツ人がドイツ語の文章をを英語で読み上げるのに全く違和感を覚えない製作者とアメリカ人の観客ってなんだかなあ~ 2014年1月29日追記 悪い癖で原作批判どころか、モデル批判になってしまうのだが。 安易に誰かが死ぬべきとか口にすべきではないかもしれないが、使命の重さを差し引いても、失敗した場合家族を待っていたかもしれない、これ以上考えられないくらい最悪の運命(妻子が虐殺されなかったのは奇跡的だと思う)を考えるならば、爆発する瞬間まであの部屋にとどまるべきだったと思う。 それから、もちろん傷痍軍人だから近づけたという面はあるかもしれないが、それにしても左手の指3本しか使えない人間に爆弾の最終的なセットをゆだねるのはどう考えても無謀な計画。 そして最後に、反対派の人たちが気づいてなかった自分たちの感覚と、他の人間の感覚のずれ。確かにナチスや、SSは嫌われててたかも知れないが、ヒトラー自身が指導者として絶大なカリスマと人気を持っていることをきちんと認識で来てなかったのではないだろうか。少なくとも通信室の女性たちが泣き出すような光景は彼らにとっては想定外だったと思われ。 いろんな意味で、残念な事件 |
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