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タイトル名 |
ソラニン |
レビュワー |
rhforeverさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2010-04-03 17:03:47 |
変更日時 |
2010-04-03 17:15:31 |
レビュー内容 |
企画段階で失敗だった映画というのも珍しいですが、まさしくこの映画はそうです。 もともと映画化の企画があって宮崎あおいを選んだのか、あるいは宮崎あおいの主演作としてこの題材が選ばれたのか?いずれにしろ、大失敗でした。一旦動き始めた企画というのは、取り返しのつかない事実が判明しても止められないんでしょうか? ま、ストーリー自体が「現実の仕事はくだらないよ(っていちゃもんつける前にホッチキスくらい決まった位置につけろよな。w)人間好きなことして生きてければいいんだ、それ以外の生き方は駄目だよ的な陳腐で陳腐でしょうがないテーマと、人を殺せば感動を得られると思ってる駄目な邦画の典型みたいな流れ、二人とも無職で生活が不安な様子が画面から全くわからない脚本・監督の無能さ」で成り立ってたんですが、それでも宮崎あおいの演技があまりに上手で、表情があまりに良くてなんとか終盤までは脱落せずについて行ったんですが…… 最後のライブシーンがね。一番感動を盛り上げなければならないところで、あの歌唱力は……………。 もちろん、女優としての宮崎あおいの魅力、能力に歌唱力なんて全く関係ないことは、言うまでもありません。しかしながら、少なくともあのシーン、ライブハウスで大勢の観客から喝采を受け、感動させるだけの歌の魅力、全くありませんでした。(塚、テレビを壊すくらい否定したグラビアアイドルより下手だったら、もうその時点で映画のリアリティ終了でしょ) 歌唱力、声量の乏しい女優が、余技としてCDを出したり、それをファンが喜んで買ったりするのは別に問題はないと思います。(塚、自分がやってますw) だけど、映画の中で歌の力で人々を感動させる役をやっちゃまずいでしょ。短期間のボイストレーニングで何とかなると考えたとしたら、映画と音楽の両方を舐めきってると思います。 自分が大好きな女優の映画を、しかも封切りの第一回で見に行って、こんな不快ななんともいえない思いをするとは予想すらしませんでした。 がっかりです。 |
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