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タイトル名 |
武士道シックスティーン |
レビュワー |
rhforeverさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2011-04-20 10:50:32 |
変更日時 |
2011-06-13 12:09:37 |
レビュー内容 |
原作未読なんですが、原作が好きな製作者が原作にリスペクトを払い、原作ファンのために作った映画であることは、よく理解できました。ただ、もう少し未読の人間にも分かるような配慮がないと。全体に、行動の動機が分かり辛い点が多々感じられました。( とりわけ、磯山の剣道離れとか。) ただ、原作を知らないがゆえに、自分なりの解釈はできましたけどね。自分にとっては、サリエルとモーツァルト、姫川亜弓と北島マヤ、のような、よくある二つの形の才能の現れ方の映画として充分楽しめました。 成海もきいちゃんも特に好きなわけじゃないんだけれど、若い女の子が元気にスポーツに打ち込む姿にはどうして好感を持たざるを得ないんで、随分点数は甘く成ります。 平成23年6月13日再見 う~ん、見れば見るほど訳のわからなくなる映画も珍しい。いや、普通の青春映画でそんなことされても。どうしても人好きのしない磯山に西萩が魅かれて絡んでいくのも、磯山家の父と娘の関係も、そして何より磯山の一時の剣道離れの原因も。そりゃ確かに原作の内容を台詞等で説明すれば、映画としてすごくダサくなるのも分かるんだけれど、重要な内面描写をほとんど省いてしまって説明されないのも、これ単体として見た場合、あまりにも不親切、いやあえて言おう手抜きであると。
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