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タイトル名 |
バクマン。 |
レビュワー |
rhforeverさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2018-10-13 18:43:07 |
変更日時 |
2018-10-13 18:43:07 |
レビュー内容 |
まず出てくる漫画の質が高いのが非常に好感度が高い。 だいたい、映画やドラマに出てくる漫画って、どこがプロの漫画やねん、どこが売れっ子の漫画やねんって突っ込みたくなるような質の漫画がおおいのだが、 この映画に出てくる漫画はとても質が高く、なおかつ何人もの漫画家を出して、きちんと書き分けされて個性が表現されてる拘りが大好き。(最近では半分青いの漫画もまあまあ良かったね) 漫画家と編集者の関係性、やりとりもいい。これがリアルだなんて断言できるだけの知識は自分には全然ないけれど、少なくともリアルっぽさ、熱さを感じた、 もし、これがリアルに近いものだとしたら、紙媒体の漫画が急激に衰退していく中で、こういう形がどうなっていくのか少し心配になるくらい。 小松さんも可愛かったなあ。出てくる作品によって、あるいはテレビに出演した時の状態で、とても落差が激しい女優さんなんで、いまいち押しにするのには踏み切れないでいるけれど、少なくともこの漫画の中では、漫画のキャラクターにできるくらい、あるいは逆に漫画のキャラクターが3D化したくらいの可愛さはリアルに表現できてたと思う。
ただ、最近の高校生主人公の映画にありがちなんだけど、全く「親」の存在を排除してるのはどうなんだろ。少なくとも高校生が勉強完全に放棄して漫画にのめり込み、きちんと契約して連載を持つ漫画家になり、疲労のあまり血尿だして倒れて入院するという過程で、一切親の存在、関与が全く排除されているのは映画のリアリティをとても貶めてると思う。 |
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