|
タイトル名 |
マリアンヌ |
レビュワー |
rhforeverさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2017-11-02 00:18:40 |
変更日時 |
2017-11-02 00:30:56 |
レビュー内容 |
途中から主人公に全く共感できなくなった。公私混同というか、あまりに私に走りすぎてると思う。 ただ単に妻の正体を早く知りたいというだけの理由で、連絡機のパイロット、フランスのレジスタンス 何人もの人の命を危険にさらすのに、なんの躊躇いもないのは、あまりに酷い。恋愛至上主義もここまでくると呆れてものも言えない。 公の立場の人間、特に他人の命を左右するような立場の人間は、私より公を優先すべきじゃないだろうか。
吉田松陰が子供の頃、叔父に学問を習ってる最中に、汗で顔がかゆくて掻いたら、学問を身につけて世の中のためになる人間になるという公よりも、痒みをおさえたいという私を優先させたという理由で、死ぬ寸前まで折檻されたという逸話を思い出した。
妻の正体もひねりがなくて面白みがない。もうひとひねり、ふたひねりあってもいいのではないか。
ただ、前半部分 ドイツ大使を殺すあたりまではなかなか面白かったのだが あまりに失礼な言い方かも知れないけど、こんな愛のためだったら何をやってもかまわないんだって脚本、日本だったらあの那須さんが書きそうなレベルだと思われ。 |
|
rhforever さんの 最近のクチコミ・感想
マリアンヌのレビュー一覧を見る
|