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タイトル名 |
シベールの日曜日 |
レビュワー |
rhforeverさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2010-05-26 13:08:51 |
変更日時 |
2010-05-26 13:08:51 |
レビュー内容 |
純真だから素晴らしい、常識的なのものは駄目駄目みたいな表現、指向の方がむしろ陳腐な気がします。 人を傷つける純真さもあれば、逆に人を守る常識もあるわけで。 だから、ファンタジーに対して無粋な突込みかも知れませんが、ピエールのことについて、全て理解してるような彫刻家の言動には、かなり苛立ちを感じました。 結局、何を表現したかったのか理解できませんでした。むしろ、戦争で精神を病んだ青年の悲劇みたいな展開にした方がわかりやすいし、訴えるものがあったかもしれません。 戦争の後遺症で明らかに常軌を逸して子供に返ってる青年と、孤独の中で生活してきたため、身近に現れたやさしい大人に恋愛感情を持ったやたらませた少女の恋愛を、純粋で素晴らしいと称えられても、あまりにも普遍性が無さ杉。 どっちかつうと、マドレーヌの方の愛情の純真さと、どうして彼女がピエールに対して 愛情を持つようになったかの方が関心がありますね。 |
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