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タイトル名 |
眠る男 |
レビュワー |
keijiさん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2010-05-08 11:11:54 |
変更日時 |
2010-05-29 17:59:34 |
レビュー内容 |
群馬県の全額出資製作映画。小津映画のような風景の捨てカットが多く、群馬の絶景シーン集でもある。意識的な美しいシーンと、寓話のような物語からは、見た目は全然違うけれども、パラジャーノフの「ざくろの色」とかを思い出してしまう(水車の中の老人とか)。これは、いってみれば群馬県コスモロジーなのだろう。萩原朔太郎も出て来る。しっかし、この、聞いていて背中がむずがゆくなって来るような、高校の文芸部員の書いたようなシナリオは、なんとかならなかったのだろうか。「眠る男」の象徴するものも、あまりに露にすぎる印象がある。美しい映像がもったいない気がした。
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